特別企画 みんなのギモン プロに聞いてきました! 第3回 ミスショットの原因って?

特別企画 みんなのギモン プロに聞いてきました! 第3回 ミスショットの原因って?


UPDATE:

ゴルフに関するみんなのギモンを、木村美耶がインタビュアーになって、時任宏治プロに聞いてきました。今回は、「あるある」ミスショットについて、原因がなんなのかをインタビューしたのですが・・・。

みんなのギモン「ミスショットの原因って?」

  • ショットがダフるのはウェッジのバンス角と関係がありますか?
  • トップやひっかかりの原因は?
  • いいショット・いいスイングとは?

ショットがダフるのはなぜ?

木村時任プロ、今日もお忙しいところありがとうございます。今回は、コースでのアイアンショットに関するギモンをもってきました!

時任プロなるほど。前回は主にドライバーの話でしたからね。

木村はい!
では、早速ですが・・・いわゆる「ダフり」っていうのは、どうして出てしまうのものなのですか?ウェッジのバンス角と関係あるのでは、というような質問もあったんですが。

時任プロいわゆる「ダフる」っていうのは、スイングのときに、ボールの後ろの地面を叩いてしまうことですね。クラブより、やはりスイング自体に問題があります

木村力みすぎってことですか?

時任プロ全員が力みすぎっていうこともないと思いますが、それも原因なのかもしれませんね。(笑)
テークバックの前に構えた場所にスイングがちゃんと戻っていないんです。いくつかポイントがありますので、ちょっと解説しましょうか。

スイングはコンパクトに

時任プロ木村さんにモデルになってもらいましょう。

テークバックをとりすぎたスイング

コンパクトに振ったスイング

木村あ、なるほど、なんか球のところにちゃんとクラブヘッドが戻ってないですね。

時任プロテークバックをとりすぎると、右肘が外れて浮いてしまうんですね。コンパクトに振ることによって、ボールにきちんとインパクトします。
原因のひとつは「コンパクトに振っていない」、ということなんですが、そうですねえ・・・先に「いいスイング」がどういうものかを説明してからの方が「どうしてミスショットが出るのか」も理解しやすいかもしれません。

木村「いいスイング」!?気になります、教えてください!

いいショットはターフが取れる

時任プロズバリ、ボールより前のターフが取れているのが、いいショットなんですよ。

木村え?そうなんですか?わたし、地面にヘッドぶつけるの怖いんですけど・・・ダフりそうですし・・・

時任プロ「ボールの前に」というのがポイントです。地面にヘッドが当たるのは、ボールをインパクトした後です。「ダフる」のは、先にヘッドが地面にぶつかったときに起きるんですよ。

ちゃんとスイングできれば、打感もよくなるし、スイングも安定しますから、狙ったところに打てるようになっていきますよ。「ターフが取れるようなショット」をするためには、いくつも重要なポイントがあるんですが、まずは「イメージ」から作っていきましょうか。

ボールに伝わる力をイメージする

時任プロみんなが知ってるスポーツに例えてみましょう。ボウリング、わかりますよね。

木村え?ボウリング?ボウリングとゴルフに共通点ありますか?

時任プロ「ボールを前に進める」という点では同じです(笑)。いや、冗談ではなく、力の向きをイメージするのに、ちょうどいいんですよ。
ボウリングは球を投げるとき、指からボールを放す瞬間の場所で、うまく投げられるかどうか決まってきますね。

木村あ、球が浮いてバウンドしちゃったりする人いますね!あれは・・・放すのが遅い?

時任プロそうそう。離すのが遅いと、球が浮いちゃう。早いと、うまく転がらない。ちょうどいいところで放すと、パワーのある投球になり、ピンもよく倒れる。

時任プロボウリングの球をリリースするタイミングと、ゴルフのインパクトのタイミングは、通ずるものがあるんですよ。

木村なるほど!ゴルフでいう「ダフり」は、ボウリングだとリリースが早すぎ、「トップのミス」はリリースが遅いってことですか?

時任プロその通り!アイアンでボールを前に飛ばすのに一番良い力の向きは、前方向より少し下、ゴルフのスイングでイメージすると、「少し押さえつける」感じがちょうどいいんです。
そういう風にスイングすると、「ボールの前のターフが取れる」ショットになります。


力の向きのイメージ

木村トーナメントのテレビ中継で、プロのショットってかっこよくターフが取れるなあ、力が強いのかなあって思ってたんですが、そうじゃなかったんですね・・・

時任プロイメージは今説明した通りですが、実際にスイングしてみると、体重移動、コッキングやテークバックの方向などなど、いろいろなポイントが必要になってきます。

木村あ、ミスショットっていうのは、そのポイントのどれかがうまくいってないということですか?

時任プロそうです。人によってさまざまなので、「すぐダフってしまう」「トップがでやすい」という悩みは、やっぱり実際にその人のスイングを見てみないとなんとも言えないっていうのが本当のところですね。
でも、「いいショット」がどんなもので、どういうポイントを抑えればよいか、という点を理解できれば、それと比較して何が問題なのか、それぞれのプレーヤーが考え、練習することができます。

今回のまとめ

  • ダフりの原因はクラブではなくスイング
  • コンパクトなスイングを心がける
  • いいショットはターフが取れる

アイアンショットの練習方法

今回、「いいショット」がどういうものかを教わりました。でも、イメージの話でよくわからないというもいらっしゃるかもしれません。
もちろん、具体的にどういう練習をすればいいのかも聞いてきましたよ!次回はアイアンショットの練習方法を、スイングのポイントを押さえてお伝えします。お楽しみに!

次回「いいショットをするには」 はこちら