特別企画 みんなのギモン プロに聞いてきました! 第6回 ルールとマナーに関すること

特別企画 みんなのギモン プロに聞いてきました! 第6回 ルールとマナーに関すること


UPDATE:

ゴルフに関するみんなのギモンを、木村美耶がインタビュアーになって、時任宏治プロに聞いてきました。今回は、ルールやマナーに関することについて時任プロにお聞きしました。

ルールやマナーを知ることは、フェアプレー精神

木村6回目の「みんなのギモン」ですが、今回は「ルール」や「マナー」についての素朴な質問を持ってきました。

時任プロなるほど、今回はゴルフ規則に関することなんですね。みなさんご存じの通り、ゴルフでは「フェアプレー精神」が尊重され、プレーヤーが自らプレーを進行します。審判がいないという部分では珍しいスポーツですね。
ゴルフを楽しむためには、マナーとルールを学び、それらを自主的に守ることがとても重要なんです。

木村そうですね!私も今日は改めて勉強させてもらいたいと思います。

木村みなさんから寄せられた質問を見せてもらったんですが、確かに微妙~なものもありますね。
ゴルフ規則はもちろん持っていますが、具体的な状況に照らし合わせると、解釈が難しいところもありそうだな~・・・

時任プロそうかもしれませんね。

木村では、今日はそういうところをプロに聞いて、すっきりしちゃいましょう!

時任プロははは(笑)お手柔らかにお願いします。

どこまでが「アドバイス」になるんですか?

Q1.ピンフラッグが「右から左に流れている」と教えたり、グリーン上で傾斜を教える事は「アドバイス」にならないのでしょうか。

A1.風向きやグリーン上の傾斜を教えること自体は、「アドバイス」になりません。
「アドバイス」とは、プレー上の決断やクラブの選択、ストロークの方法に影響を与えるような助言のことです。規則に関することや、距離、風向きなど周知のことはアドバイスに含まれません。

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時任プロたとえばパッティングの時に、「グリーンが右に傾斜している」と言うことはアドバイスにはなりませんが、「グリーンが右に傾斜しているから、ちょっと左を狙って強めにストロークした方がいいよ」と言うとアドバイスになり、罰を受けます。

木村う~ん、なんだかちょっと難しいかな?

時任プロもうひとつ例をあげましょうか。
2打目のショットの際に、「池まで何ヤードある?」と聞くのはOKだけど、「池を越えるのに何ヤード打てばいい?」と聞くのはアドバイスを求めていることになりますね。
ゴルフ規則では、「アドバイス」は「定義3」として掲載されていますよ。

池の水がないとき、池の中から打ってよいのでしょうか?

Q2.池の水が抜けてしまっているコース(シートが敷いてある)で、池の中からショットすることは可能でしょうか。

A2.球のあるがままの状態でプレーすることができます。この場合、ハザード内からのショットとしてプレーします。

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時任プロ球がハザード内にある場合、ストロークする前にそのハザード内の地面に触れてはいけません。
この質問のような場合も、バンカーと同じようにストローク前に地面に触れてはいけないということになりますね。

木村なるほど~。バンカーと同じような扱いでいいんですね。
私もこういう池見たことありますけど、調整中というか整備している最中なんでしょうか?

時任プロそうですねえ。本来なら池をしっかり整備しておくのがコース側の役目でしょうね。ただ、こういう状況だと、ストロークの際にケガをしやすいので、あまり無理をしない方が良いかもしれません。水はなくても池(ウォーターハザード)ですから、ハザードからの救済措置を受けてプレーすることもできます。

ティーショットでロスト、後ろがつかえているとき・・・

Q3.ティーショットで多少曲がったものの、セーフと判断しセカンド地点へ向かいましたが、マイボールが見つかりません。ロスト扱いで打ち直しに戻りたいのですが、後続がティーグラウンドで待機しているため、ロストになったと思われる位置からピンに近づかない位置より前進4打扱いでプレーできるでしょうか。

A3.できません。紛失球とみなし、ティーに戻り3打目のストロークを行ってください。
紛失球(ロストボール)となった場合は、そのボールを打った場所から1打罰で打ち直しとなります。

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木村「前進4打」ってよく聞きますが、どういう意味でしょうか。

時任プロティーショットがOBや紛失球になった場合に、コース中ほどにある「特設ティー」から4打目をプレーできるというローカルルールですね。
スムーズな進行のためにコースによっては認められていることがあります。
質問の内容ですと、特設ティーがないようですので、紛失球としてプレーしなければなりません。

打順と組み合わせについてのギモン

Q4.ティーショットは前のホールのスコアがいい人から打ちますが、その理屈ならトーナメントの決勝では上位からスタートすることになりませんか?

A4.各ラウンドの開始時間、1ホール目の打順は、競技委員会が定める「組み合わせ表」によって決まります。「前のホールのスコアが良いプレーヤーからティーショットを打つ」のは、ラウンド中の2ホール目以降の打順の規定です。

木村こういうこともルールブックに載っているんですね。

時任プロええ。基本的に組み合わせは競技委員会が決めます。
大きな大会だとテレビ放送もありますから、たくさんの人にすばらしいプレーを見てもらおうということで、予選のスコアが良いプレーヤーが遅い時間からのスタートになる組み合わせにしますね。

木村さて、6回にわたり掲載してきた「みんなのギモン」企画ですが、今回をもって終了になります。
時任プロには全回にわたりご協力いいただき、本当にありがとうございました!

時任プロいえいえ。私も楽しかったですよ。

木村本当にためになることばかり教えてもらって、私も少しゴルフが上達しました!

時任プロそれは何よりです(笑)

木村これからも「GolfSTYLE」をよろしくお願いします!